ランドセルリメイクで後悔している点を知りたい!
いい値段もするし、後悔しないためにはどうすればいいの?
6年間の思い出が詰まった大事なランドセルを、別のアイテムにリメイクするのはいいアイデアだと思います。
でも勢いにまかせてランドセルリメイクに踏み切る前に、まずは3つのポイントを押さえておきましょう。
この記事を参考に、「ステキなリメイクにしたい」というワクワクした熱量のまま、納得いくリメイクにしてくださいね。
ランドセルリメイクで後悔しがちな3つのポイント
ランドセルリメイクを検討している方へ、後悔しないための重要なポイントをお伝えします。
私自身の経験から分かったことをシェアしますので、ぜひ参考にしてください。
納期が思ったよりかかる
ランドセルリメイクをお願いするにあたって、必ず確認したいのが納期です。
何も知らないころは
1ヶ月くらいで届くのかなと思ってた
納期は公式サイトで確認できますが、【〇月にお届け】など明記しているところはあまり多くありません。
なので、注文してもすぐには届かないということをまず知っておきましょう。
大抵のランドセルリメイクサービスでは、郵送してからリメイク品が手元に届くまでに3ヶ月~1年ほどはかかります。
なぜこんなに時間がかかるのかというと、工房の忙しい時期とそうでない時期があるから。
ランドセルリメイクは、3月の卒業シーズンに注文が殺到しそうなのは想像がつきます。
有名どころの工房にもなると、日本各地からランドセルが集合するわけです。
そして職人さんが手作業で裁断から縫製、発送作業までを行うのでどうしても時間がかかります。
メインのリメイク部分は機械化できないので、時間がかかるのは仕方がありません。
子どもの気持ちが冷めてしまう
二つ目は、気持ちの問題です。
お子さんはリメイクを決めたときのワクワク感をキープできそうですか?
卒業後、ランドセルをリメイクすることを決めても、すぐに注文しないと気持ちが冷めてしまうことがあります。
「今は忙しいから後で~」と先延ばしにして、やっと注文というパターンを想像してみてください。
注文前は「どれにしようか?」とウキウキだったのに、先延ばし注文で届いたころには子どもの熱も冷めていきがち。
子どもの気分は変わりやすいので、リメイクを決断した時の熱が冷めてしまうと、届いたリメイク品に対する喜びも半減してしまいます。
決断からすぐに注文しても、やっとのことで注文しても、でき上がりに数ヶ月かかるのは結局同じ。
だからこそリメイクを決断したら、子どもの気が変わらないうちに注文することをオススメします。
ランドセルコンディションについて
三つめは品質の問題。
ランドセルも時間が経てば劣化します。
大抵のリメイク工房では、劣化したランドセルはリメイクを断られてしまいます。
ちなみにランドセルがリメイク可能かどうかの判断はとってもカンタン。
フタの部分を曲げて30秒ギューッとキープしてください。
このまま30秒キープします。
この時にひび割れが出なければリメイク可能です。
劣化と混同しそうですが、傷は問題ありません。
こちらは子どものランドセルですが、傷があってもリメイクできたのでご安心ください。
せっかくのランドセルリメイクを後悔しないようにするには?
3つの後悔ポイントが分かったところで、「じゃあそもそも後悔しないようにするにはどうすれば?」って感じですよね。
3つの後悔ポイントを避けるためにも、以下のことで対策しましょう。
特別な日のプレゼント用にはしない
ランドセルをリメイク工房に郵送してからは、でき上がりまでひたすら待つしかありません。
といった希望がある場合、納期が読めず使いづらいサービスです。
「いつか届くからいっか。」という広い心で待っていてください(笑)
納期の指定ができないだけなので、普通のプレゼントとしては何ら問題ありませんよ。
大人でも使いやすいアイテムを選んでみる
お子さんが選んだにも関わらず、時間が経って「やっぱいらない」
…おそろしいですね。
こういった可能性がゼロでもないので、親でも使えそうなシンプルデザインをあらかじめ選んでおくといいです。
というのも、ランドセルによっては、フタ部分などに刺繍やデコレーションがあるものもありますよね。
デザインの要望がないと、職人さんもよかれと思ってそのままリメイクに使う場合があります。
子どもが持つには違和感ないし素敵なのですが、「やっぱいらない」と言われてしぶしぶ大人が使うとなると、ちょっと厳しいデザインになっているパターンも…。
なので最初からシンプルデザインのアイテムを選ぶことをおすすめします。
ランドセルの保管場所を確認する
あなたのお子さんのランドセル、こんなところに保管していませんか?
思い当たるならすぐに場所を変えましょう。
ランドセルでよく使われる合皮ですが、水濡れはサッと拭くだけで大丈夫なほどお手入れが簡単な素材です。
ただし合皮は保管状況が良くないと、ボロボロになりやすいです。
よく合皮のスニーカーやカバンなど、曲げのばしする部分の生地がポロポロはがれていく現象、経験ないですか?
あれが合皮のランドセルでも起こりえるのです。こうなった以上、もうどうすることもできません。
こんな状態はリメイクできません。「端っこだし、良くない?」と思いそうですが、内側にも劣化が進んでいる可能性があります。
「こんなことならさっさと注文するんだった…」とならないように、なるべく状態のいいうちにリメイクに出すのが正解ですね。
まとめ:3つの問題をクリアして後悔のないランドセルリメイクを!
ランドセルリメイクにおける、3つの問題を紹介しました。
- 納期の問題…完成まで数ヶ月かかることを理解しよう
- 気持ちの問題…子どもの気が変わることも理解しよう
- 品質の問題…ランドセルの状態も気にしよう
これらの問題を事前に理解して対策することで、後悔のないランドセルリメイクが実現できます。
ちなみにわが家はAskalカバン工房 でリメイクをお願いしました。
デザインの要望が出せるのは大きい
↓Askalカバン工房のリメイク体験談をまとめた記事です。
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