メルカリでは「なんか思っていたのと違う」という理由での返品はできませんが、これだと購入者はスッキリしませんよね。
購入者としたら、見たまんまの商品ページの商品がそのまま届くと思ってますから、ワクワクして封を開けたら「…あれ?」っていうのはガッカリさせてしまうポイントです。
では出品者側が、購入者に思い違いをさせないためにできることって何かあるのでしょうか?
今回は商品写真にフォーカスして記事をまとめました。
「思っていたのと違う」を防ぐ商品写真のポイント
大事なのは見たままの状態を写真に収めるということ。
でも、そのために過度な画像加工や高価な道具はいりません。
手軽に取り入れられるポイントを紹介します。
商品写真はあらゆる角度・ポイントを撮りまくる
商品写真はあらゆる角度・ポイントを用意すると、購入者はよりイメージしやすくなります。
手に取って見れないのがメルカリ最大のデメリットです。
ということは、逆を言えば、それらをクリアできたら双方満足する取引ができるということ。
そのためには商品写真たった1枚だとイメージしづらいのは分かりますよね。
中古品なのに写真1枚、やや傷や汚れありだとよっぽどの人気商品以外は購入の決め手に欠けます。
「都合の悪いことを隠しているのでは?」と疑われてしまうかも。
なので購入者の疑問をクリアにするためにも、商品写真は掲載可能な枚数限界まで撮りまくりましょう。
見た目の情報量が増えると、思い違いの返品トラブルやクレームはぐっと少なくなります。
文章より写真の方がデメリットも伝わりやすいよ
例えば通販サイトで服買ったりしますよね。
その時の商品写真、たったの1,2枚ではないはずです。
全体~接写まで10枚くらいはありませんか?
試着ができない分、写真を見て購入するか決めるからです。
要はそれと同じことをメルカリでもやればいいのです。
通販サイトもメルカリも手に取って試着できないのは同じ。
購入者ならここが知りたいだろうなーというポイントを狙って写真を撮ります。
いいところはマネして取り入れちゃいましょう。
カメラのホワイトバランスを活用しよう
自分の目で見ている色味と写真の色味が合ってない時がありませんか?
そんなときは、カメラのホワイトバランスを調整するといい感じになります。
試しに紫のキャップをオート撮影(色味などは一切未調整)で撮ってみました。
茶色っぽく映って、全体的に冷たい雰囲気がします。
本来の色味とはかけ離れたものになってしまいました。
ここにホワイトバランスを調整して黄味を加える(太陽光と蛍光灯の中間あたり)と…
肉眼で見ているのと近い色味になりました。
いくら商品説明文で「紫です」といっても、最初の写真だと「そうかな?」と思われて終わりです。
紫のキャップを探している人にとっては、商品検索一覧で紫じゃない時点でスルーされる可能性大。
文章だけだと買いたい人を逃しているかも
ホワイトバランスを調整するだけで、お手軽に説得力のある写真になります。
ちょっとの手間で、より見たままの色に近づけますよ。
ハンガーのサイズにも気をつけよう
服を掛けて撮影するときは、肩がパツパツになるほどの大きなハンガーよりも、少し小さめのハンガーを使います。
肩幅のラインと同じくらいのハンガーだと、服がバランスよくキレイに見えます。
肩が落ちる感じになり、ゆとりができて見栄えもいいです。
まるで誰かが着ているようなイメージに近づきます。
いいねはつくけどなかなか売れない服に、肩が落ちる小さいハンガーに変えて商品写真を撮ったら、あっさり売れたことが何度かありました。
パンツはハンガーで引っ掛けるよりも、吊るすほうが腰回りのシルエットが崩れずきれいな形で写真に収めることができますよ。
サイズやシルエットを見て「これなら自分でも着られそう!」と購入者が思えるような商品写真を用意できると反応もよくなります。
まとめ:面倒なことが売れる近道
メルカリってちゃんと売ろうとすると、出品にいたるまで結構時間と手間がかかるんですよね。
もし出品ページが
だと、「この人、売る気あるのかな?」と言いたくなっちゃいますよね。
メルカリ見てると、細かいところをちゃんとしてない人が割といて、商品はいいのにもったいないな~と感じることがよくあります。
なぜちゃんとしないのか?要は面倒だから。
でもみんながしたがらない面倒をあえてすることで、購入者が安心してすんなり買ってくれるのも事実です。
売れてる人って自然とできていることが多いです
そうすると評価で、「ピッタリサイズでイメージ通りでした!」って嬉しいコメントもらえたりしますよ。
今いちど、購入者目線に立った出品ページを作ってみましょう。